高千穂河原ビジターセンターについて
高千穂峰のふもと、高千穂河原にあるビジターセンターは,霧島を訪れる人々により深く自然や文化を紹介するために設置されました。
高千穂河原は霧島山の登山基地でもあることから、シーズン中の休日は特に混み合い、数キロの渋滞になることもしばしば。登山や下山の際にビジターセンターを訪れる方も多くいらっしゃいます。
- 開館時間
- 9:00~17:00
- 入館料
- 無料
- 休館日
- 月曜日 *月曜日が休日の場合はその翌日
- 駐車場
- 有り(有料)
霧島錦江湾国立公園 高千穂河原
高千穂河原は標高970mに位置し、霧島山の南の入口として知られています。高千穂峰、中岳、新燃岳(中岳・新燃岳は入山できません)の登山基地となっており、シーズン中は多くの登山客やハイカーで賑わいます。また、かつての霧島神宮の所在地であり、古宮址として現存しています。
周辺は建物などの施設が少なく、ビジターセンターや休憩室を兼ねたパークサービスセンター、売店などがあり、大駐車場(有料)が完備されています。林の中には鳥獣観察舎があり、野生の動物たちとの出会いも可能です。近くには設備の整った県営のキャンプ場(閉鎖中)もあり、高千穂河原にさわやかな自然を求めて、毎年多くの人々が訪れます。
また、ミヤマキリシマの群生地として名高く、赤松の美林やノリウツギ、リョウブ、ネジキなどの樹木が茂る自然がいっぱいの場所です。
見上げると赤褐色の登山路を見せて火口御鉢(おはち)が雄大にそびえ立ちます。そして、神話の伝説を秘めた天の逆鉾が立つ高千穂峰の霊峰を如実に見せてくれます。